04/05の日記

01:47
『大好きだったよ』
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さようならダイスキ


まるで夢を見てるようだと

思ったんだ


夜の闇

自動販売機の明かりに

照らされたあなたは

まるでそこだけが

違う世界のようで

海の匂いが好きだったんだ

潮風がいつも

あたしの髪を揺らして

さようならダイスキ

どうして人には

心変わりがあるんでしょう

永久に好きだと

心に誓った

あたしは

まだ幼かったんだ

あなたはギターを弾くのが

とても上手で

あなたの歌声が好き

ギターを掻き鳴らすのを

見てるあたしが好き

あの頃のハーレイは

どこにいってしまったのだろう

ごめんね。と一言呟いた

まさか あなたが

泣くなんて

もう二度と

あなたのギターを聴けない

あなたの歌声を聴けない

自分で選んだ道なのに

月日は流れ

街で偶然あなたを見つけたよ

あなたの左に新しい彼女

中指の人ですか?

ねぇいまでも

あなたの心に

あたしの名前は刻まれていますか?

あなたは初めて

あたしの名前を

呼び捨てで呼んだ人

もう二度と

誰もあたしを

呼び捨てで呼ばないでしょう

あたしが呼ばせない

懐かしくても会えないね

時々ふっと思い出す

あの頃の私達

でももう

あの頃には

戻れないよね

時の流れはこんなにも残酷
























花音

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