05/06の日記

15:16
Dr.Feelgood
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読みはドクターフィールグッド。

イギリス出身のパブロックバンド。
パブロックとはパンクより少し前に隆盛したジャンルの一種で、ブルースやカントリーを源流としてるためパンクほど激しくは無いがその分ノリノリになれる曲が多い。
その数あるパブロックバンドの中でも代表格なのがこのDr.Feelgoodである。

このバンドが他のバンドと一線を画している点は、まず何と言ってもギタリストのウィルコの存在。
彼のギターのカッティング技術は誰にも真似できないほど一級品な上に、あろうことか彼はそれをピックを使わず指でやってのけていた。
そしてヴォーカルのリーの骨太な歌声とテクニカルなブルースハープ。
これらの要素が組み合わさって、聞く人を誰でもノリノリにしてしまうあの絶妙かつ奇跡的なグルーヴ感を出す事が出来たのである。

ウィルコのギターのピックガードは元々は黒だったが、その奏法から、よく演奏中に指を出血させて血染めにして客を驚かせてしまっていたので目立たないようにガードを赤く塗り替えてしまったという。

甲本ヒロトはリーのブルースハープを聞いて
自分でも出来そうだと思いハープを吹き始めたらしい。

バンド自体は現在も活動中であるがオリジナルメンバーは全て脱退している。


オススメアルバムはなんと言っても
『殺人病棟』

彼らの3rdアルバムでライブ音源だが
バンドが一番ノリにノッてた頃であるため
スタジオ版より演奏の勢いがはるかに違う。
ウィルコのカッティングも冴えに冴えまくっていて
あたかも二つのギターがハモっているかのようにすら聞こえる。更にリーのブルースハープも絶好調!

是非、このアルバムを聞いてノリノリになって欲しい。

ちなみに自分も未だにドライブのお供に良く聞いています。

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