*空の彼方*
□三章
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「……………」
しまった。
肝心な事を教えてもらってない。
僕はどこで生活したらいいんだろう。
怪我もだいぶ治り、新野先生にも許可を貰って僕は学園長室に出かけた。
「あの〜、学園長先生？」
「おぉ、なんじゃ」
「つかぬ事をお聞きしますがけど
僕は何処で生活すればよいのでしょう」
「そうだな、それを決めなければなるまい」
学園長先生は少し考えた後、よしっと叫んだ。
「これより鈴城彩争奪戦組分け合戦を始める!!」
「…………はい？」
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