*中編*

□静雄君といざやくん
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まだ質問を言い続けている大家の追撃を振り切って臨也を抱えて部屋に入る。

「じょ、冗談じゃねぇ…。誰がパパだコノヤロウ」
「なみえおねえさんがひとのいるまえでいってみなさいって。いったらおいてくれるはずよって」
ガキに何教えてんだあのアマ

舌打ちをして首根っこを掴んでいたのを下ろす。

「お前はどうしたいんだ。言っとくがオレはお前を学校とかやれねぇぞ」
「なみえおねえさんがね、さすがにわたしもごりょうしんにせつめいできないわって」
「まぁ、なー…」
「じぶんでできるからがっこうとかもいかなくてもだいじょうぶ。だからここにおいてください」



「……後悔してもしらねぇからな」
「おいてくれるの?」
「お前が元に戻るまで、だ」
「もとって?」
「…何でもない」



静雄君といざやくん

ピンポンピンポンピンポンピンポンピンポーン(ちょっと平和島さーんまさかその子放り出すようなマネはしてないでしょうね)(うるせぇババア!!!!!!!!)(だいじょうぶですよーちゃんとぼくここにいます。パパとすめることになりました)(まぁまぁまぁまぁまぁ!!!!)(…………)
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