05/19の日記
20：33
(試)刀匠式神主⑨
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「……ん?」
向かう方向から他の気配も感じる…と､言っても気配は青江と石切丸のようだが…清光を行かせた意味が無いな｡
「何故今更君が此処に来たのかな?」
「そ､それは､」
「政府との繋がりは切れていた筈だよね?」
「あ､あの､」
近付けば聞こえる不穏な会話に苦笑する｡
「青江､石切丸｡」
「主!」
「君が来る前に追い返すつもりだったんだけど…」
「あ､貴方様は!」
「やはり政府の式神か…どうせ､また契約で私を縛ろうとしているのだろう?」
石切丸に君の根辺りを掴まれ､青江の本体を首に当てられている政府の式神…こんのすけと言ったか?
まぁ､狐だな…その狐が私を見て真っ青になりｶﾞﾀｶﾞﾀと震え始めた｡
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