11/22の日記
21:08
火星、鰻成代→tkrb(36)
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「やっと居なくなったか…」
「やれやれ…」
「三日月も鶴丸もすまないな…助かった。」
「気にするな、じじいのお節介だ。」
「そうだぜ、いつも頑張る近侍殿の役に立てたなら何よりだ。」
ふらつきながら去って行く加州清光の背中を見えなくなるまで見送り、二人に声を掛ければ笑いながらそう返された。
「これで終わればいいが…」
ぽつり、と呟いた言葉は二人に聞こえないまま消えた。
「山姥切国広様?」
大丈夫で御座いますか?
心配そうに見上げるこんのすけに頷いて毛艶のいい頭を撫でる。
「大丈夫だ…こんのすけもありがとう…今日の夕餉に稲荷寿司を用意しておく。」
「ありがとう御座います!」
稲荷寿司を想像したのか目を輝かせるこんのすけと別れて夕餉の仕度を手伝う為に厨に向かった。
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