11/24の日記
23:35
火星、鰻成代→tkrb(37)
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ふらつきながら戻ってきた清光は僕が居る事に気付いてないような様子で座り込んだ。
何度か声も掛けたけど反応が無くて仕方無く暫く見ていれば、はっとしたように僕と目が合った。
「安定…俺…主の初期刀じゃないんだってさ…」
「え…」
「主が初期刀に選んだのは…選ばれたのは俺なのに…主の初期刀は山姥切国広なんだってさ…」
「清光…」
混乱したように目が揺れる清光がそう言った事で僕は確信した。
「ねぇ…僕は顕現して直ぐに此方に来たでしょ?」
「安定?」
「他の皆もそうだと思うんだけど…」
「何?」
「僕…契約してないんだよ…だから、主って呼べない…呼んじゃいけないんだ…審神者って呼ぶしか出来ないんだ。」
僕の言葉に清光が目を見開いて一拍後に青褪めた。
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