11/29の日記
18:59
古代恐竜な人魚(49)
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未プレイです。
未プレイの人が書くのを許せない方は読まない事で下さい。
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「気付いて···ねぇ訳がねぇな。」
「弱肉強食に生きる者ならそういう部分は敏感だからな。」
「そうだ。」
呼ばれて仕方無いとばかりに木々の影から出て近付く。
表面上平静を装ってるが心臓は早鐘を打ってる上に本能からの警鐘がずっと鳴ってやがる。
「やはり魔法士を目指すのなら利き腕は残して置いてやるべきか···それとも引導を渡すべく敢えてそっちを貰うか···」
どう思う?
真顔で俺を見る##NAME1##は本来ならこんな馬鹿どもを相手にしねぇんだろうな。
興味が無さそうな目が物語ってやがる。
ただ、こいつ自身が言っていたように馬鹿どもが手を出してきたからこうして相手してやってるっていうのが正しいな。
だからこそ手足の何処が無くなろうが関係が無い。
この学園に来て魔法士を目指す奴がマジカルペンを握る腕を失くせば当然学園には居られねぇ···
かといって利き腕以外を選んだとしてもどうなる事か···腕だと魔法薬や錬金術の時に困難になるし、足の場合は単純に歩行困難になる。
例え箒に乗ったとしてもそのバランスに慣れるまで時間が掛かるだろうな。
「折角これだけ居るんだ四人から四肢を貰って残りは中身を貰うか?」
考えるのが面倒なのかつまらなそうにそう言った##NAME1##に馬鹿どもが顔色を青から白に変えた。
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