ネタ試し書きまとめ

□火星.鰻成代→tkrb
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“うわぁああぁぁぁっ!!”

“きゃあぁぁっ”

“ひっ!!”




あの日耳を劈いた叫びはまだ奥で谺しているように思う…



「山姥切国広だ…何だその目は…っ、」

「……遠慮しなくて構わない…叫びたいなら叫べばいい。」


直に迎えが来る、そうすれば会う事も無くなる。


俺の顔を見て固まった相手に言えば、その綺麗な顔が困惑の色を浮かべる。


「迎え、だと?」

「他の者達だ…」

「…会う事が無いというのは?」

「そのままの意味だ…誰も好き好んで醜いものは見たくないだろう。」

「それは……俺が写しだからか?」

「写し?いや、お前は醜くないだろう…」

「じゃあ、誰が…」

「俺だ……今お前の瞳に写るものは醜いだろう。」


その綺麗な瞳に映る俺はあの頃から変わらず化け物のような様相だ。
相手が神ならばと期待した結果は悲鳴と絶望だ…


「俺の目にはあんたが映っているが…醜くない。」

「……そうか…でも、気を使うな…慣れている。」

「…あんたこそ写しの俺が醜いと思っているんだろう…」

「お前は綺麗だよ…写しなんて関係無い…綺麗だ。」

「なっ……俺が綺麗ならあんただって…」
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