ネタ試し書きまとめ
□鶴丸成代主in.魔法
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「こりゃあ、驚いた。」
「国永、どうした?」
「ん?伽羅坊か…いや、入学許可証だとさ。」
「入学…あんた卒業したんじゃ無かったか?」
「したさ。」
まぁ、段々飽きた事もあって高校はスキップで卒業したがな。
大学は迷ってたんだが…ってそうじゃない。
問題は入学許可証にホグワーツと書いてある事だ。
「魔法学校ねぇ…」
「行く必要無いだろう…」
「何だい、伽羅坊寂しいのか?」
「………あぁ。」
「………」
否定されるだろうと言った言葉に肯定されて固まると同時に嬉しさからゆるゆると口角が上がったのを手で覆う事で隠した。
今の俺は人生三回目の鶴丸国永だ。
前世は刀の付喪神、その前は普通の人間だった。
そんな俺が三回目の人生は人間として鶴丸国永に生まれ、そこそこ波乱万丈な人生歩んで三日月に会ったと思えばあいつは付喪神のまま…しかも、前世の本丸の記憶持ちだった。
そこから付喪神の導きか色々運が向いて家を建てれば、それを待っていたように前世繋がりの刀剣達が集まった。
なのに更に魔法学校って…俺を転生させた神様って奴は設定盛り過ぎじゃないか?