04/02の日記
20:11
DC→MHAトリップ(82)
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「決まりました?」
「じゃあ、人使はこれ見て必要な物に印付けといてくれ。」
緊張が解けた所に零さんと周さんがカタログを出した。
「カタログ?」
「もし延長が終わっても人使の部屋はそのまま此処にあるからいつでも帰っておいで。」
「その為にある程度家具や服を揃えて置いといて下さいね。」
あっさりとそう言った二人に促されてカタログを開けば一冊は家具やインテリア、もう一冊は服や靴なんかが載っていた。
「決まったらこれに書いて下さいね。」
「あぁ、そうだ…零、これからも帰ってくる人使にあれを伝えておかないとな。」
「え…あぁ、そうですね。」
忘れてました。
そう笑う零さんと周さんに何を言われるのかと少し身構える。
「俺と零は違う世界から来た魔法使いなんだ。」
年齢は三桁越えてから数えるのを止めたから、それより上だと思ってくれればいい。
特に緊迫した空気も無く普通の会話と同じように言われた言葉に普通に頷きそうになったけど、遅れて理解出来た内容に目を見開いた。
「百歳越えてる!?」
「そこなんか?」
「そこだろ。」
「二人ともそう見えないしな…」
勝己の言いたい事も解るけど“違う世界”や“魔法使い”より年齢三桁の方が吃驚した。
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