11/21の日記
20:09
極東出身のNRC生(66)
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未プレイです。
未プレイの人が書くのを許せない方は読まない事で下さい。
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捏造多々有り
※極東:日本ぽい島国で島民の殆どは何かとの混血。(神様、妖怪等々)
※オンボロ寮:男主が買い取って内装が和風になった寮で寮その装飾品や調度品には付喪神になった物も···
※厳しめ表現があるかも。
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「あ、の···でも、私が二人に頼んだ訳じゃなくて···」
言い訳のようにそう話すけど緊張からか喉と唇が乾く。
「そうだな。君は二人に頼んでいない···だが、真実を殆ど話さずあたかも##NAME2##が無防備なグリムに攻撃したように伝えた···そう話せば二人が君の為に怒るのは解っていたのではないか?」
そう言われて俯く。
だって、解ってたから。
ああいう言い方をすれば元ヤンのデュースは勿論、なんだかんだ面倒見のいいエースが私の味方をしてくれる事も···あわよくばあの人にちょっとした仕返しをしてくれる事も。
「君が止めずに居た事で彼らは行動を起こし借り物は傷付いた。」
「は、い···」
「君の保護者である学園長は呪われた···当事者の二人が無事で居られると思うか?」
「っ、」
「保護者である学園長ですら呪われたのだ···二人の血縁にまで罰は及ぶかもしれん。」
服の裾をギュッと握った手がガタガタと震える。
それでも怖くて顔は上げられなくて···恐怖で口から漏れそうな声を我慢しようと唇を噛めばカラカラに乾いた唇はブツリと切れて口の中に血の味が広がった。
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