04/07の日記
17:17
古代恐竜な人魚(463)
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未プレイです。
未プレイの人が書くのを許せない方は読まない事で下さい。
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「······これから話すのは俺の独り言だ。」
「え···」
「最近きな臭い話が上がって来た···またカリムに暗殺者が差し向けられたらしい。」
しかも、依頼主は捕まったが依頼の手続きは終わってる所為でもう動き始めているらしい。
依頼を受けた暗殺者はその方面ではやり手らしく、動き始めたなら最低でも一度は暗殺を防がないと仕事から下りない。
実験も終わりに近付いた頃に顔を伏せたままのジャミルさんが淡々と話し始めた。
それに驚いたものの本当に独り言のように話すから僕も念の為に防音魔法を掛けて耳だけをジャミルさんに傾けた。
その際にクルーウェル先生が
此方を見たが仕方無さそうに首を振られたから後で説明する事で許して貰えそうだ。
「その話が俺に来たのが少し前···それからカリム宛に届く書簡や荷物を全て念入りに検品してカリムの部屋は勿論、スカラビアの隠れられそうな所を巡回、少なからず怪しい部分がある寮生の警戒と正直休む暇が無い。」
当たり前になっていて口に出していないけれど、ジャミルさんはカリムさんの世話を全般と食事の準備まで一手に担っているからその負担は計り知れない。
当のカリムさんも警戒はしているのだろうけど、どうしても人の良さが表に出過ぎて危なっかしい···
「······だから、今日は助かった。」
「あ、はい。」
まさか、お礼を言われると思わずについそんな返答をしてしまった。
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