04/10の日記
17:56
古代恐竜な人魚(466)
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未プレイです。
未プレイの人が書くのを許せない方は読まない事で下さい。
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「んー···」
VIPルームで書類を眺めながら何となく集中出来ずに唸る。
イデアさんにセキュリティの強化は頼んだ。
ジャミルさんにも警戒する相手の顔が解れば教えて欲しいと連絡をした。
##NAME1##には夜会った時に話すつもりだし···やるべき事はした。
なのに何故か気になる。
何が気になるか解らないけれど、こう···もやもやするというか···
落ち着かなくて強化されたセキュリティの確認やジャミルさんに送った文章を読み返すがもやもやはなくならない。
「この感覚は無視するべきじゃないな···」
何をしても無くならない感覚に小さく呟く。
この感覚は海で産まれて育った人魚なら恐らく誰もが経験したものだ。
鮫に襲われた時、人間に捕まりそうな時、荒れた波に飲まれた時、激流に流された時、そんな時に感じる物に似ている。
「モストロ·ラウンジ内の水槽も強化しておくべきか···」
モストロ·ラウンジの諸々の耐久性まで見直しながら、無くならない感覚を相手に書類と向き合った。
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