義姉弟パロ
□真実
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「ラル……お話が有ります!!」
HR終了後
帰り支度をしているラルの机を勢い良くバンっと叩くバイパーに、瞳を丸くするラル。
そんな二人を、リボーンは少し離れた所から見ていた。
『真実』
「……ホラー類が苦手なのは、コロネロではなくラルなんだよね…?」
誰も居なくなった教室で、ラルと向かい合う形で
リボーンとバイパーも席に着く。
バイパーの問いにラルは、申し訳なさそうに小さく頷く。
「何で言ってくれなかったの!?」
「いや。ラルは昨日、ちゃんと言おうとしてたぞ。それを聞かずに教室を飛び出したのは、お前だ。」
「う゛っ……」
リボーンのツッコミに、言葉を詰まらせるバイパー。
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