義姉弟パロ
□Summer Vacation 〜 お泊り編 〜
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実年齢よりも大人びて見える彼ら(バイパー除く)だが、やはり高校生。
高い金を払ってホテルに泊まるのは難しいとの事で
リボーンの知り合いが経営するペンションにお世話になる事になっている。
四人はまず、近くのスパで海での疲れと汚れを落としてから
ペンションへと向かった。
「お世話になります。」
「外装もだけど、中も可愛い造りになってるんだね。」
「そりゃもう、レディ達に喜んで貰う事が、オジさんの生き甲斐だからね♪」
オーナーに丁寧に挨拶するラルと、辺りを興味津々顔で見渡すバイパー。
そんな二人にオーナーは満足そうな笑みで、冷たいアイスティーを差し出す。
「……俺らのは?」
「諦めろ。」
そんなオーナーに不満気なコロネロと、諦め顔のリボーン。
「泊めてやるだけ有り難いと思え。本来、男は泊めないんだ。今回はラルちゃんとバイパーちゃんの可愛いさに免じて泊めてやるんだ。二人に感謝しろよ?」
そう言い、オーナーはリボーンに部屋の鍵を渡す。
「…なぁ、あのオヤジ殴って良いかコラ?」
「明日、出発するまでは我慢しろ。」
「ねぇ、何時まで話してるの?先行くからね!!」
バイパーはリボーンから鍵を奪うと、ラルと腕を組み先を歩く。
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