義姉弟パロ
□お気に入り?
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新学期が始まり、一週間。
夏休み気分が抜け
常の学校生活にも慣れた頃の朝。
「ちゃおっす。ラル。」
「おはよう。リボーン。」
通学途中で、ばったり会ったリボーンとラルは
そのまま一緒に登校する。
『お気に入り?』
「……コロネロは?一緒じゃねーのか?」
「朝早くから笹川と『ロードワークに行く』と出て行ったぞ。…お前こそバイパーはどうした?」
「多分まだ寝てるな。携帯にも出ねーし。」
「仕方ないな………ん?」
学校に着くと、校門前が何やら騒がしい。
良く見ると、学ラン姿のリーゼント頭の集団が一般生徒に絡んでいる。
「……今日は、持ち検の日だったのか。」
「何『初めて知った』て面してんだよ?お前も風紀委員だろ?」
何時も、何かと忙しそうにしてるラルは風紀委員に所属しており
生徒会長よりも学校の為に働いている。
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