鬼燈乱石学園
□鬼橙乱石学園―体育祭編―
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どうも、ザードです
突然ですが、
今日は晴れの体育祭です。
因みに只今の時刻は10:30
もう既に、二つ目の競技が始まっている。
え、始まってるのに何やってんだって?
あぁ、今やっている人達は中等部の奴らだから
っつっても、こんな事言ってらんないだけどな〜…。
何故かって?
まぁそりゃぁ
次辺りで俺達二年の競技だからであって
決して逃避している訳では無い
本当だぞ………………………!
本来ならアップしたり
してるのが普通なんだが…
俺等の学年はそんな事やる奴一人も居ない。
これは余裕だからではない
そう、コレの原因は
極一部の人間達のせいだ
イヤ別に、その人達を責めている訳では無いぞ?
要はみんな諦めているのだ
そりゃそうだろ!!!!
あいつらは、
人の次元を超えてんだよ……………………!
この事は誰も否定しねぇって!
すると
《次の競技は二人三脚です。選手は指定位置に集まって下さい》
というアナウンスが流れた
そう、アップも何もしなかったのは次の競技が二人三脚だからだ
俺含め一般生徒はこう思ったに違いない
「あぁ、終わった。」と
最早勝気など無いが、仕方なく位置に向かって行った
そういやぁ、二人三脚の相手知らされてないんだった。
…………イヤな予感がする……………
この時ばかりは本当に足が重く感じられた
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