SHORT
□性別詐欺
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『精一ってホントに男?』
沙柚希が問うとピクッと反応する
「…女に見える?」
『うん』
「俺はれっきとした男だよ…?」
ニコッと黒い笑みを隠しながら言う
『だって女装したら完璧に女の子だって!』
「…」
少し黒いオーラが滲み出てきた
それを見ている他の部員たちは冷や汗をかいている
“俺たちにとばっちりかくるー!!(涙)”
と、心の中で叫んでる
「…沙柚希…俺は俺だよ?女装なんて似合わないよ(笑」
『だって精一って性別詐欺じゃん(笑』
「「「「ブッ…!//」」」」
部員たちが“性別詐欺”という言葉に吹き出すと幸村が黒オーラを放出し始めた
“しまったあぁ!!;”
「沙柚希…ちょっと部室からでてもらってもいい…?」
『え?何で?』
「ちょっとだけ…だから…」
『………わかった…良くなったら言ってね?』
そういい部室を出る
沙柚希が部室を出ると………
「「「「Σ!!?ぎゃぁぁぁぁぁ!!」」」」
『Σッッ!!な…なに…!?』
部員たちは決めた
沙柚希に「キレた幸村は恐ろしい」ということを伝えること。
「俺は男だからね?…フフフフ…(黒笑)」
END
08/10/29