Short◆BSR

□恋の合図
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「ちょっと待て忍び! 何でテメェが此処にいる!」
「優れた忍びでござるからな、佐助は」
「そーそー、細かいこと気にしちゃダメよ、右目の旦那」
「気にするだろうが! 何だって真田までいるんだっ」
「だって俺様の主だもん」
「そういう問題じゃ」
「Hey! 小十郎、諦めてこの場を切り抜けることを考えようぜ」
「おっ、たまにはイイコト言うじゃないの竜の旦那」
「政宗様に向かって失礼な口きくんじゃねぇ」
「お〜コワ」



「……来るなって言ったろうが、馬鹿野郎が」

「『来ちゃいけないは来いの合図』ってね」

恋するモノにはわかっちゃうのよと囁いて、佐助は小十郎の耳朶に歯を立てた。





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元ネタは某劇団の某舞台…すみません…。佐助こういうセリフ似合うわ〜(笑)
本当はもっと前後関係とか少しは足したかったのですが…いずれ書き直すかもしれません…すみません!

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