Limit Log

□嘘の日
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佐小。すみません死ネタです。



「もしも俺様が先に死んだら化けて出てあげるよ」
「要らん」
「何でよ!? 寂しくないのー?」
「お前死ぬつもりないだろ」
「わっかんないよー。例えば、今旦那が懐に刀隠し持ってたら殺られちゃうし」
「するかそんなこと」
「わかってますって。そんで化けて出たらどうするの?」
「とりあえず説教」
「非道っ! 化けて出る甲斐なーい」
「だから要らんと言ってる」

そんな戯言言ってる間に夜が明けちまうぞと呟けば、意図を察した忍びは欲のこもった笑顔で己が身体に触れ、熱を生み出すことに集中し始めた。



++++++++++++

「…だから忍びの言うことなんざ信がおけねぇんだ」


悔しかったら化けて出やがれと悪態ひとつ、小十郎はこの世から消えた情人に投げつけた。


応えは、無い。





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ラブを書きたかったのに何故!佐小限定は悲恋になるなあ。そして自分が書いた高吉とちょっとかぶった…まあいいか自ネタなら(爆)…すんません…。
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