Fragment
萌え叫んだり小ネタメモったり。常時接続になりました。
★ジャンル・カプごったまぜです。
★エロはないかもしれませんが下ネタは多分あります。
★あ、でもちゅーくらいしてます。
★ネタバレアリです。
★愚痴が入るかもしれません…ごめんなさい!
◆おたおめ!
いちのさんお誕生日おめでとうー!てなわけで小十郎のはずがタダのさすこじゅになったごめん!!
はい、と無造作に渡されたのは矢立だった。矢立の柄には細かな細工があり、納められている筆も決して携帯用だからとおざなりではない。
「……どうしたんだいきなり」
「え? お祝いだけど」
「祝い? 俺のか?」
別に他国の忍びに祝ってもらうような誉を受けた覚えはないと返せば、情人である忍びはううんと首を傾げた。
「独眼竜がアンタに今日祝いの品をやれば喜ぶって言ってたんだけどなあ」
担がれちゃったのかなあと気の抜けた声を零した佐助はその声音の通りぐずぐずと崩折れて小十郎の傍にごろりと転がった。膝へ伸びてきた手をぱしりと叩き、ついでに橙頭も弾く。いてぇと痛くもない仕草で頭を撫でてこちらを見上げる。
「何か心当たり、ない?」
「……あぁ」
問われて思い出した。昨日一昨日と余りに政務が滞っているのに真田が来るからと宴の手配にかまけていたのを咎めたのだ。
「こっぴどくやったんでしょ」
「大丈夫だ、これしきでは懲りない」
「俺様、そのとばっちり食らってんですけど」
「……すまなかった」
お前らが帰ったらみっちりと鍛え直すと宣言すれば、可哀相にと言いながらけらけらと笑った。
「すまなかったな、それは結構な物だろう。何なら買うぞ」
「あれ? 気に入ってくれたの?」
「ああ」
人の好みを計ることにも長けているのか、佐助の選ぶものはいつも小十郎好みのものばかりだった。
「よかった。そんならそれは差し上げますよ」
いつも野菜頂くからそのお礼ってことで。お役に立ててねと笑ったのを見てそれならありがたくと頭を下げる。こうしたことで遠慮をしなくなったのはいつからか。
「しかしこれは使うに忍びないな」
「何を仰いますか。使ってこそのものでしょ?」
もし使わないなら術をかけちまうよ、と忍び声で言うものだからつい聞いてしまった。
「どんな術だ」
馬鹿なと躱されると思ったのだろう、情人は目を丸めてーーにぃ、と笑った。身を起こし耳に唇を押し当てられる。思わず身が震えたのに気づかなかった筈はないが、佐助はそのまま言葉を継いだ。
「閉じ込められた筆が俺様に会いたい、て恋文を勝手に書いちまう呪いを、ね」
思いのほか子どもじみた「呪い」に喉を鳴らしてしまう。何だよ笑ってぇと膨れる忍びの頭を引き寄せ、耳へお返しのように唇を寄せた。
「それなら筆が謀反を起こすまでお前は俺のところへ来ないんだな?」
「……!!ずる、い」
ああもう負けたぁと言いながらもそれが当然の流れと言わんばかりに、とさりと身体を倒された。
次いで落とされた言葉に再び笑いかけた唇は情人のそれで塞がれた。
「そいつがツクモガミになるまでなんて耐えられないっての」
2012/05/09(Wed) 00:18
◆読んだことないのにスミマセン
今御大好きガッシヤーマとついったで話してたんですが。
今御というと
★遠恋
★今泉はかつて御堂筋にぼろ負けした→リベンジ狙ってる
★いざという時まで実力を隠すため、指や太股を縛り力をセーブしていた
★表向きは今→→→→御堂筋だけど、ほんとうは御堂筋→→→→→今
★今泉とみどくんは千葉と京都の遠恋なんだけど今泉がヒマ見つけては京都へ通ってる通い婚
★暇は作るもんだぜってドヤ顔の今泉把握wwwwww殴りたいwwwwwwwwww大体あってる!!!つかもうそれだwwww
だそうなのでそれに自分で出した「指を繋ぐだけで気持ちが伝わる」というネタを絡めて書いてみました。
本気でガッシヤーマとちょっとウイキ先生に聞いただけです。キャラ違うけどすみません。
帰る、と言葉を投げても御堂筋は何も言わない。聞こえていない訳ではない。それが証拠に駅へと向かう自分の後ろをふらふらとついてくる。ちらと振り返っても視線が合うことはまずなくて、右に左に視線を移しながら、それでも自分を見失うことなく追ってくるのだ。
「……じゃあな」
また来ると告げて改札を抜ける直前、幽かな声が引き止めた。
「何で」
「御堂筋?」
振り返ると無表情の(いつものことだけれど)御堂筋がほんの僅か、首を傾げて重ねて問うた。
「何でまた来るんだ?」
「……」
言葉が出ない。これだけ何度も京都に来て会って話をして(一方的な気もするけど)、それでどうしてこの問いが出てくるんだコイツは。
答えを返すことなど簡単だけれど、意地でも言いたくなくなった。代わりについ、と御堂筋の指を捕らえる。
「? 何」
それにも答えず人差し指と中指を強く握る。一度強く握って少し緩めて親指以外の指をまとめて握りこんだ。熱を移すように、強く、強く。
もぞ、と手を引こうとするのを許さず握り続ける。何度か手を引いて動かないことに諦めた御堂筋の首に、額に、うっすらと汗がのぼる。
伝わった、と思って(そして流石にこれ以上電車を逃すわけにもいかなくて)、唐突に手を離す。俺の手を一瞬だけ追ってきた御堂筋の指に満たされた。もう一度じゃあな、と言って一度だけ手を振る。
そうしてひとつ、問いを返した。
「お前こそ何で毎回俺に会ってくれるんだよ」
次んときに聞かせて貰うからと言い置いて、御堂筋の顔を見ずに今泉は改札を抜けた。
2012/04/03(Tue) 06:13
◆うーん
「風魔小太郎」の名って「雑賀孫市」と同じ扱いじゃないのかなあ。もともと襲名ぽいし。
そうでないと佐助の物語と辻褄合わなくなりそうなんだけどどうなのよ。
2012/03/27(Tue) 03:58
◆佐助の昔話
ちょっといろいろ迷ってるので投げとく。
いっそ夢十夜みたいにいくつも書いたろかとも思う。
・・・どこにそんな時間が・・・。
迷ってばっかりだなあ。
むかしむかしの、おはなしです。
* * * * *
佐助の記憶のはじまりは、真白の世界だった。それより前の記憶は、ない。
捨てられたのか、逃げてきたのか。ともかく雪舞い狂う戸隠の山へ入るなど正気の沙汰ではない。けれど佐助はそこにいて、真白の世界に倒れた。ごう、という風の音がいつの間にか消えていたことにも気づかず佐助は意識を失った。
次の記憶は金色の光だった。目を閉じているのに何故か眩しい気がして、佐助はゆるりと目を開けた。すると視界いっぱいに少女の顔があった。少女の髪は光を集めたようにきらきら光る金色だった。
「目がさめたか? 痛くはないか? 腹は減っていないか?」
鈴を振るような高いその声が呼び起こしたものか、佐助は身体の痛みと空腹にようやく気づいて小さく呻いた。
その地が甲賀忍びの隠れ里であること、雪に埋もれかけた己を見つけてくれたのがかすがという佐助よりもさらにちいさな金色の童だったこと、里へ足を踏み入れた者は忍びとなるか死するかを選ばねばならないが、佐助はまだ幼いから村里へ降ろすこともできることーー隠れ里の長を名乗る翁から聞かされた話に佐助はいちいち頷いて、理解したことを伝えた。
「ーーして、お前はどうする? 童よ」
「忍びになるよ」
躊躇わずに答えた佐助に翁はそうか、と頷いた。
そして佐助にーー己の名を持っていなかった童に「佐助」という名をくれたのだ。
2012/03/11(Sun) 05:00
◆モノノケパロ
本にしたいんだけどどうしようーと悩んでるときは取りあえずココに投げーる!!
というわけで断片です。どうすっかなあ・・・。
迷ったのか、惑わされたのか分からない。
気づいたら、雲のような白に囲まれていた。
「……帰り道、どっちだろう」
呟く声は見掛けそのものの子どもだが、不安そうにも、寂しそうにも聞こえなかった。
実際、子どもはそんな感情などもっていなかった。
むしろ、帰り道が見つかることを厭うようでもあり、それは事実だった。
子どもは村に帰りたくなかった。
彼に家族はいない。いるのは村人という他人ばかりだった。
彼は村人から畏れられ、煙たがられていた。
何故なら、彼の髪と眼の色が、ほかの誰とも違っていたから。
髪は夕焼けの橙で、瞳は夕陽の茜だった。
そんな人間はいない。
彼は村人に、あやしの子と思われていた。
それは全くの誤解で、彼はただの子どもだったのだけれど。
だから村人は子どもが厭わしくて、子どもはだから、村が嫌いだった。
「このままヨミとやらへ行けないかなあ」
「随分物騒な小童だな」
突然誰かの言葉が降ってきて、子どもはきゃあと飛び上がった。
そのまま転びそうになるのを、大きな手が支えてくれる。
「しっかりしろ、小童」
「あ、ありがと……」
もう一度降ってきた声の主を見上げて、子どもは声を途切らせた。自分を驚かせ、そして助けてくれたのは、人ではなかった。
いや、人に似てはいた。やしろの守人が着ているような、けれどそれよりずっとつやつやとした着物を纏っていた。けれどそれは守人の白ではなく黒だった。
頬には大きな傷があるけれど昨日今日のものではないのだろう、痛そうではない。
人でないとわかったのは、ちいさな子どもを覗き込むように屈んだ顔ーー正確には額ーーに、角が生えていたからだ。
そしてそのモノノケの瞳は、子どもと同じ、茜色だった。
「どうした? … …ああ、俺が怖ェか」
淡々と問う声にふるふると首を振る。身を離そうとした腕を摑んだ。
子どもは彼に離れないでほしかった。
「こわくないよ。見とれちゃった」
声の主は、何を言われたのか分からないようで目をしばたたかせている。その仕草はとてもとても、人のようだった。
腕に縋ったまま、子どもは問う。
「ねぇ教えてよモノノケさん」
俺様は人? それともモノノケ?
問われた声の主は――瞬きをして、子どもの顔をじっと見つめた。
* * * * *
「……ねぇ、小十郎さん。お願いだよ」
「…………」
「俺様を、殺して」
旦那と一緒に逝かせて、と、血塗れの身体で、血塗れの首を抱えて、願った。
2012/03/11(Sun) 05:00
◆めもめも
忘れないうちに。
宴で佐助がこじゅに語った物語、普通に考えると里の忍びをすべて屠った、コドクのようなことだと思ったんですが、そいや英雄外伝で佐助の里を滅ぼしたのがコタってなってたよなあと。
てことは。
何らかの理由で佐助が里を離れていた(わざと遠ざけられていた)
↓
その間にコタたち風魔が襲撃してきた
↓
佐助が戻ったときには血の海だった。
↓
さいごの一人(師匠・戸沢白雲斎?)に顛末を聞いて風魔の仕業と知る
↓
師匠も事切れて立ち尽くしていたところへ信玄が来た(白雲斎が書状を飛ばしていた)
↓
白雲債にもしものときは信玄を頼れと言われていた佐助が信玄の姿を認め、ぺこりと頭を下げた
↓
弁丸付きの忍びとなる
とかかなーと。
これで本出したいわ。
コドクのほうでも書きたいけど。
…佐小じゃねえわ。
最近佐助が好きすぎて好きすぎて本当に大変です佐助カッコイイ。
そしてゆっきの成長ぶりに胸熱で最近サナダテに移ってきています・・・。
2012/02/20(Mon) 04:15
◆宴台本!!!!!
萌が詰まりすぎてて何ですかけしからんもっとやr(ry
・・・・・
てなもんですがな。
本当にありがとうございました。
2012/02/17(Fri) 05:33
◆【刹那とライルのためにジャガイモ料理を作るロックオン…のはずだった】
「美味いだろう? 美味いよな、刹那」
なかば脅しともとれるようなその言葉に、今なら素直に頷けた。
多分、だけれど。
*****
「刹那ー、これ潰しといてくれ」
渡されたボウル一杯のジャガイモを前にしても眉ひとつ動かさず、刹那は黙々とスプーンでそれを潰し始めた。
「今日のご飯何ー?」
「マッシュポテトとニョッキとグラタンとフライ」
「全部イモかよっ!!」
「野菜もベーコンも入ってる」
「そういう問題じゃねえだろうがっ!!」
ぎゃあぎゃあと騒ぐ兄弟に目もくれず、刹那はひたすらジャガイモを潰す。
「あ、潰し終わったら塩コショウしといてな」
「何だよ刹那に味付けさせるのかよ」
俺にやらせろよと愚痴るライルに、お前の味付けは刹那にはしょっぱいんだよとニールが返す。悪態を吐きながらもライルから渡された調味料を、刹那は少しずつ味見をしながら加えていった。
「今度作るときは俺にやらせろよなー。その頃にゃ刹那も味覚が変わってるだろうよ」
兄貴の味付けより俺のほうが絶対一般的に美味い! と力説するライルをはいはいと受け流しながらニールが刹那の抱えるボウルを取り上げた。
「ありがとな、刹那。できるまで少し寝てろ」
邪魔するんじゃないぞライル、と釘を刺してニールはキッチンへと戻っていく。
後をついて行こうとした刹那の腕をライルが引いた。
「いいから兄貴に任せとけって」
少し休め、と頭を撫ぜられる。続けられた言葉は少し、沈んでいたような気がした。
「イノベイターでも、疲れるんだろう?」
*****
「……、刹那?」
ぐら、と色鮮やかな視界が歪んで、けれどすぐ元に戻った。
鉄色の、視界に。
「刹那? どうした?」
「……ティエリア……?」
「大丈夫か? いきなり動かなくなるから驚いた」
「……大丈夫だ、変わりない」
そうだ。何も変わりない。
あのふたりは、ここにはいない。
「……料理を、手伝っていたんだ」
「料理? 君が?」
意外だ、と言いかけたティエリアの唇は一度堅く閉じて、少しの時間をおいた後ゆっくりと開いた。
「……どうせ、ジャガイモ料理でしょ?」
「ああ」
「食べられた?」
「いや、出来上がるまで寝てろと言われたから」
「ったく……」
それなら呼ばなきゃよかったね、とかすかに笑うティエリアにかぶりを振る。
「いい。どうせ味はわかってる」
「美味しくないんだろう?」
からかうような、けれどほっとしたような笑顔に刹那は頷く。
『美味いだろう? 美味いよな、刹那』
ほんのわずか、刹那の目元がやわらかく歪んだ。
「美味くないーーけれど」
口の端が少しだけ、上がる。
あたたかかった。それは覚えてるから。
2011/11/24(Thu) 04:01
◆そしてお詫び
えー…ネ★さんごめん(伏せ字の意味…)。
イノベイターってせっつぁんだけだっけ?あれロッキュオンてイノベイター??どっちかがイノベイター???
私の中では
●せっつぁんは無口で無表情
●ニールのほうが大人でライルのほうが子供
●イノベイターは疲れない食べなくていいのかもしれないけど記憶はあるといいな
●つかせっつぁんて銀色なんだっけ?人型じゃないのもしかして???
●刹那が最後に一緒にいるのはティエリア(妖精)だった気がする
てな感じでしたー。途中で「あれ?これって別に双子でもいんじゃね?」て思った・・・あれー???
とりあえず私はなんか新鮮で楽しかった!!きっと違うぎゃんだむだけど気にしないで!!
2011/11/24(Thu) 04:00
◆宴!!!!!
少しずつやってますー!
ココではネタバレ入ると思います(といいつつつぶやけるかわからんのですが)のでご了承くださいませ。
とにかく。
とにかくですね。
す べ て が 俺 得 す ぎ る ! ! ! ! !
はーもうまっつんカッコイイは佐助カッコ良すぎて惚れ直すは小十郎は美人度あがってるわでどうしたらいいのよこれ。
しかも権現マジ権現だし。
ありがとうございますありがとうございますほんっっとうありがとうございます!!!!!
ネタに結びつくかはともかく萌は急上昇っつーかメーター振り切ってます(笑)。
2011/11/12(Sat) 05:34
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