Fragment

萌え叫んだり小ネタメモったり。常時接続になりました。

★ジャンル・カプごったまぜです。
★エロはないかもしれませんが下ネタは多分あります。
★あ、でもちゅーくらいしてます。
★ネタバレアリです。
★愚痴が入るかもしれません…ごめんなさい!
◆【眼鏡でコーヒーでネクタイで文豪先生な佐小】 

*そま様・よしうみ様・壱乃様の文豪先生設定をお借りしてしまいました!





 今日は世話人共か慌ただしい。

「もうっ! 何で結べないかなあっ」
「俺に当たるな」
「……スミマセン……」
 叱られてやがる。ザマァねえな。
「それより、本当に俺も行かなけりゃ」
「ダーメ」
「……」
「そりゃあパーティ嫌いなのは知ってますけどね、センセ」
 お? 何か今気になる言葉が聞こえたぞ。
「何か血が」
「たぎりまするなあっ」
 いつの間にか横で目ェきらきらさせてんぞコイツ。頼む落ち着け今飛び掛かるな今日の服は触っちゃいけねぇ気がする。
 さっき猿がアクセンクトウしてた紐みてぇなヤツはめったにつけないシロモノだ。
「佐助えぇぇ!?」
「待て」
 取りあえずシッポ踏んどいて正解だった。
「お、押さえててくれたの? ありがとー」
 お土産買って来てあげるからイイコで留守番してて。旦那のこと宜しくね。
「あ、眼鏡は?」
「いらん」
「……そお?」
 そう言いつつ自分のカバンに入れてやがる。マメなヤツだ。
「あ! コラ旦那ダメでしょっ」
 一瞬の隙をついてするりと抜け出した虎は、ちゃぶ台に乗っていたカップを覗き込もうとして猿に叱られた。あの茶色い飲み物は俺たちには毒だと何度言えば分かるんだ。
……いや、分かってても確かめなきゃ気が済まないんだった。
「それじゃ行ってきまーす」
「行ってくる」
 ふたりが俺たちに声を掛けた。面倒臭ぇが玄関まで見送りに出てやる。今日は俺の世話人も出掛けるからな。それくらいはしてやらなけりゃ義理が立たねえ。
 隣で虎もシンミョウな顔で世話人たちを見ていた。シッポ振り回すなコラ当たる。

「あ、忘れ物!」
 コイツが忘れ物か、意外とソツがないから珍しい。と思った俺がバカだった。反射的に虎の頭を押さえつけた俺を褒めろ猿。
「何だ…!!」
「行ってきますのチュー」
「……一緒に出掛けるんだろうが!」
 ぎゃあぎゃあと騒がしく出て行った世話人たちにため息を吐いた。踵を返すと早くも臨戦態勢の虎が庭へ駆け出すのが見えた。



「ったく……世話の焼ける」





**********
ぬっこぬこ目線でやってみたかった!名前とか呼び方とか違ってますよねスミマセン!

2011/10/01(Sat) 18:01 

◆うわ 

放置にもほどがっっっ



とりあえず宴待機ですなにあれ俺得すぎて

2011/09/21(Wed) 12:45 

◆うわ久しぶりだー 

夏祭ゲンコ先が見えてきました!何とか間に合いそうです薄いけど!!無事入稿できたらオフライン更新しますー目指せ週末入稿!!

2011/07/29(Fri) 13:46 

◆遅れた母の日とこじゅの日 

てなわけでリクありがと佐小でっす!!



「だん、な……?」

何これ、と目を白黒させた情人の目の前には色とりどりの――花。
「さあな」
俺も知らねぇと言いつつ、つやつやとしたとれたて野菜が山と積まれている。

 花と野菜という、あまりにも日常有り得ない光景に佐助と小十郎は意図せず同時にため息をついた。


 * * * * *


「独眼竜の旦那はどこから何を仕入れてきたの?」
「だから知らん」
小十郎は主に言われるまま、畑から野菜を採ってきたらしい。
「お前に感謝する日だと仰っていた」
「竜の旦那には恨まれこそすれ、感謝されるはずなんてないんだけど」
「だから知らんと言っている」
「……何で俺様怒られてんの?」
疑問に首を傾げつつ、はたと思い当たる。
「そういやウチの旦那、今回は無理矢理用事作ったっぽいんだよなあ」
急ぎでない書状を持たされて佐助は奥州を訪れていたのだ。
「何か後が怖いけど………ま、いっか」
厨借りるねーと明るく言って、佐助は小十郎の野菜を抱えた。
「オイ、真田に持ち帰らなくていいのか」
「いーのいーの、旦那にはお土産買うから」
それよりも、と油断しすぎている小十郎の腰に腕を回し抱き寄せる。
小言を言われる前にその唇を塞いだ。
「て、めっ……」
「だって」

せっかくの野菜だもの、小十郎さんに食べて貰いたいじゃないの。
そう告げて笑う顔には険も影もなくて、小十郎は怒るきっかけを失う。
「……真田と武田殿には別に用意する」
だから美味いものを食わせろと言外に告げる情人の背を抱きしめ、了解の印に佐助は朱く染まる耳を軽く噛んだ。

2011/05/11(Wed) 00:25 

◆ようやく 

鴉零を見た!おもしろかった!!!ときたまだった!!!!!そして戸梶がイイ…

2011/04/06(Wed) 14:12 

◆まいったまいった 

バクホンにだだハマリ中〜ホントもうのめり込むタチなのでヤバイですよちきしょーカッコイイー!!!

2011/04/04(Mon) 11:50 

◆【ホワイトクリスマス】 

ネロさんにもろたお題―小政!

「こじゅうろう、ゆきが」
「いけません政宗様、また熱が上がります」
「ゆきが、みたい」
「なりませぬ」
「あるじのいうことがきけぬのか」
「主をお諫めするのも小十郎の役目でございます」
 限りないやり取りののち、ふて腐れたように床へ倒れ込む政宗へため息ひとつ吐くと小十郎は綿入れを着せ掛けた。
 白湯の入った湯呑みと薬を渡し、飲むように促す。嫌々ながらも薬を飲み、その苦さに歪めた口元へ更に匙を突きつけられて、政宗は赤い顔で小十郎を睨み上げた。けれど恐ろしい顔で睨み返せば、政宗は自棄になってぱくりと匙を咥え――途端に目をまるくした。匙を摑み、夢中で舐る。
「あまい!」
「それも薬にございますよ」
 ですから残さぬようにと念を押すまでもなく、政宗は綺麗に匙の水飴を舐め取った。
「よう召されました。それでは」
 小十郎はほんの少しだけ障子を開けた。隙間風から主を守るように座り、ちいさな手を己のそれで覆う。
 政宗は小十郎の陰から覗くように外を見た。
「……まっしろだ」
 夜目にも白い大粒の雪が灰色の空から落ちてくる。冷たい風に身を震わせた主にもう良うございましょうと告げて小十郎は障子を閉てた。
「さあ、もうおやすみなさいませ。熱が下がりましたら外へ出てもよろしゅうございます」
「わかった! あすにはでるぞ」
 そう宣言して眠りについた主の熱が下がり、小十郎が主の床を下がったのは日も昇ろうとした時分だった。


      * * * * *


「……Hey、どうした小十郎」
 辛気臭い顔しやがってと笑う主へ、いいから寝てくださいませと小十郎は眉根を寄せる。
「鬼の霍乱…じゃあ西海の鬼になりますな」
「Ha! あんな無粋な男と一緒にすんな」
「その男と雪合戦なぞして風邪引いたのはどこの誰ですか」
「……チッ」
「舌打ちしてないで薬をお飲みくださいませ」
 白湯と薬包を突きつければ、渋々といった風情で政宗は薬を飲む。空になった湯呑みを突き出す手に、小十郎は別のものを握らせた。
「……小十郎、これは」
「これも薬でございますれば」
「……そうだったな」
 匙の水飴をゆっくりと舐める。
「雪は、ご覧になりますか?」
「もう見飽きた……と言いたいところだが、せっかくだからな」
 雪が見たいと呟く主に肯って、小十郎はするりと障子を滑らせる。

 外はあの日と同じ、真白な雪。

2011/02/15(Tue) 13:30 

◆どうしようどうしよう 

ついったで勝手に盛り上がってしまった親家メロドラマがトンデモになってきた…(メロドラマな時点でトンデモです)。
どえらい続きそうだけどもつかわからないのでとりあえずこちらに…しぶに落とすには中途半端すぎました…。





「そんなどこの馬の骨ともわからぬ小僧なぞ許さぬでおじゃ!」
「んだとコラ漁師のどこが馬の骨だぁ!?」
「馬の骨といったら馬の骨でおじゃ! 来るでおじゃ元康」
「義父上!!」
 元親、と声にならない呼び声を口の端に上せて音にできず、家康は車に押し込められた。伸べられた手を取ろうとした元親の手は空を切る。

 残された男は思いっきりガードレールを蹴飛ばすと、踵を返して車とは逆の方向へ足音荒らかに歩き去った。


      * * * * *


 かつて中京に松平財閥、といわれる新興財閥があった。小さいながらも結束力の高さで力をつけていたその財閥は、当主夫妻が不慮の事故で亡くなり、後継もおらず解体された。
 ――いや、後継はいたのだ、本当は。
 まだ幼い竹千代と呼ばれたひとり息子を、東海の今川財閥が引き取った。そう言えば聞こえは良いが実質松平を吸収したも同然だった。古くからの大財閥である今川に異を唱えるものはおらず、今川は労せずして中京の鉄鋼業と鉄道とを手に入れた。すでに駿河湾を利用した海運業を担っていた今川は陸海の要衝を押さえ、関東へも関西へも自在に手を伸ばせるまでになっていった。

 引き取った子・竹千代は今川の下で帝王学を仕込まれ、立派な青年へと成長していた。当主義元は竹千代を元康と改名させ、我が子氏真の片腕とするつもりであった。
 竹千代は抗うことなくその運命を受け入れるつもりでいた。義元は松平の事業をその人材ごと受け入れてくれたためかつての部下たちも生活ができているし、竹千代自身も義元に愛情を注がれているのが分かっていたからだ。
 賢く穏やかな性質の竹千代を義元はともすれば我が子以上に可愛がってくれた。視察と称しあちらこちらの施設や工場などへ、義元は氏真とともに(ややもすれば氏真以上に)竹千代を伴い、やがて担うべき今川の仕事と力を見せた。

 そうしてたまたま駿河湾にある漁港のひとつへ赴いた竹千代は、運命としか言いようのない出会いを果たす。





・・・・・ほんっと尻切れでして・・・・・。
このあと親家が駿河湾の漁港で出会って恋に落ちて(多分)かけおちします…飛躍しすぎ…。書けるの私ホントに…無理じゃね…でもコレ楽しい…ベタスキーお約束スキーだからな…。

2011/02/08(Tue) 03:43 

◆詰んどる… 

ホント今からっぽで先のこと何も考えられない状況です…まいったねー。夏の申し込みもしなきゃなのにね。
とりあえず何かつらつらいってみようとしたが無理だった…

2011/01/15(Sat) 18:59 

◆からっぽ 

生活に余裕がなく萌えを生み出す気力もなくからっぽです…こんなときにつらつら書くとどうなるんだろう…てなわけでいってみよー。



誰かが市を呼んでる気がするのにどうして誰もいないの?

もっと呼んで。ちゃんと呼んで。

すぐに行くから。すぐに逝くから。


「……お市、殿?」
「……ひかりいろ、さん?」


ああ、あなたが市を呼んでいたのね。そう言ったら光色さんは困ったように首を振った。
「じゃあ、誰?」
市を呼ぶのは、だあれ?
市の問いに、光色さんは答えてくれない。
「白い鳥さん?」
「闇色さん?」
「濃姫さま?」
「蘭丸くん?」
浮かぶ人の名前を出しても、光色さんは頷かない。かわいそうに、市を憐れむ声だけ返す。

いやよ、いや、いや。憐れまないで。市は今幸せだもの。光色さんがいてくれるから。

ヒカリイロサンガイテクレルカラ?

 違うと、声が聞こえた。市、と強く呼ぶ声がする。
 ひとつは真っ白な、高い、高いところから。
 もうひとつは真っ暗な、深い、深いところから。


「……さま」


市の声に、初めて光色さんが頷いてくれた。これが、正しい答えだったのね。

市、いい子だから、呼ばれたら行かなきゃ。
けれど光色さんはまた首を横に振って、帰ろう、と市と手を繋いだ。
 そうしてゆっくりと市に告げる。


「呼んでいるのはその方だけれど、お市殿は決して行ってはいけないよ」


いけないんだと繰り返し言われ、市はうん、うんと頷く。一瞬甦った瞳の光は再び闇に閉ざされた。


「言うとおりにするわ……市、いい子だもの」







************
からっぽといえばお市ですね。お市カワイイよお市コワイけどお市。幸せになってほしいなー。

2011/01/07(Fri) 00:53 

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