長編☆

□ブラックorシュガーA
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【チャララララーっAiっ】


チラっと見えた着信相手の名前


【松浦亜弥】


「…はぃ」


『ありがと』


【ピッ】


『何?亜弥ちゃん。──ぁぁ、来週水曜?夜なら空いてるけど──…あぁ──……』


ミキティを残して部屋を出た


大人っぽい…ミキティの声が耳の奥に残った…


──────────

『あはは(笑)今日は砂糖瓶ごと?やるなぁ、ごっちんのダンナは(笑)』


「ダンナぢゃないっつーのι」


『ダンナA♪』


よしこと街を歩いてると、本屋のポスターにかぶりついてる二人が居た


「ミキティめっちゃかっこぃーvV」


「ぬーιのののがかっこぃぃのれすっιあいぼんっι」


『あ、辻加護コンビ』


「…ι見つかると煩いから行こ」


再び歩き始める


『すっげぇなぁ、なんでも着こなしちゃって』


「…」


『やるねー♪ごっちんのダンナ』


「ダンナぢゃなぃって」


『つか、ダンナの顔載ってない雑誌なくね〜?よしざー負けた〜↓』


「部屋ぢゃジャージだよ。サギだぁ」


『付き合わんの?キミ達』


「無理だねっ」


スッパリ答えれる


…こんな自分が嫌い
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