長編☆

□題名のない物語B
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その儘ごっちんの髪を優しく撫でてそっと綺麗な髪に口付ける。


「あんたらーっ!!
っとに暑苦しいわぁー…。みんな待ってるやろ!?
それにあたしが未だ一人身って知っての行為やったらメンバーにバラすで?♪」


婦警の格好をした中澤さんがスタジオ入り


真っ先によしざー達が目に入ったのか、


悪戯な笑顔で近寄れば多少大きな声で邪魔をする


そのままくるっと背を向けてスタッフと話始めた


〜れいな視点〜


『……絵里ー…れな今日も中澤さんと婦警の役っちゃけどさぁ、中澤さん機嫌悪くない?れな怖いっちゃけど…。』


中澤さんが吉澤さん達二人に怒鳴る声と


よくは聞こえないが悪戯にいじめている様に感じた


苦笑しつつ隣に居る絵里に話掛ける。


言葉は絵里に投げ掛けているものの
藤本さんが高橋さんを抱き締めると眼が光り"あー!!"と出そうな声を抑える


羨ましい気持ちに駈られ不機嫌そうにメンバーの傍を離れてセットの階段に座り、
片膝を立ててその光景を見つめる。
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