長編☆
□題名のない物語C
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〜よっすぃ視点〜
「イジメがいがあるヤツ…あぁ!!姉さん…良いヤツがいますぜ。時間を守らずにいつも遅刻ばっかりのヤツですから懲らしめてやってくだせぃ…
田中…
よしざーの勘が正しければヤツは恋をしている!!」
中澤さんの言葉に自分とごっちんが解放されてイチャつくのを邪魔されないと分かると
自然と笑顔がこぼれる
暫し考えてから思い付いた様に
何かを企んだ笑顔を中澤に向ければ田中の名前を上げる。
実際に田中が恋をしているという事は何の根拠もないが、
標的を田中に向ける為に悪戯で中澤さんに提案した
〜ミキティ視点〜
美貴は一人よっちゃんを見つめ溜め息を着く
その場にしゃがみこんでごっちんを見つめ、ごっちんと美貴自身を比べてみた。
…さらに溜め息↓
「溜め息ばっかだと幸せ逃げちゃぅやょ?」
美貴の頭をぽんぽんっと軽く撫でる愛ちゃん…
美貴の方が年上なのに、この頃大人っぽぃ。
でもしゃべり出すと訛ってる辺りがまだ幼さを残していて可愛かった。
「ぁ〜ぁ、美貴、愛ちゃんを好きになれば良かった。…はぁ。」