長編☆
□ブラックorシュガー完
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『やっぱ真希の傍が一番だょ』
一つ一つゆっくりと…
『真希自分の事ガキって言うけど…ガキは美貴の方だね』
でも…
『真希が居ないと何も出来ない』
確実に…
『めっちゃ調子ィィ事言うけど…真希は…』
染みてくる言葉…
『美貴にとって真希はずっと』
ドクン…
『大切な女の子だったんだ』
…ド…クン…
『…今さら気付いた……美貴…真希が好きだよ』
…ドク…ン…
──うそだ…
「…うそいわないでよ」
『言わないよ』
「……アャャ行っちゃうょ」
『いぃって』
ミキティの抱き締める腕に力がこもった
「…あ…後で連絡取ればいぃもんね…」
ミキティがごとーから離れた
『(^^)』
「んぁ〜?」
【ドガシャッッ】
「んぁーーーーーーーーっ!?なっなんで!?けっ携帯っ!?」
地面に叩き付けられ
ぶっ壊れた最新携帯
「メモリとかぃっぱぃ…『もぅ要らない』はぃ?ι」
『要らないよ。他の女のなんて』
「ばか…これぢゃごとーのだって…」
『真希のは覚えてる』
───美貴…
ごとーだって…
大好きだょ…