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□周囲の確認は怠らずに
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「大体ねー、ランス様私に対して超失礼だと思わない?」
「ひゃひゃ・・・まぁ幹部と下っ端だからな、失礼も何もないだろ」
「だからって酷すぎ!他の女の子に対してはそこまで酷くないのに。むしろキャーキャー黄色い悲鳴を上げる子たちには滅茶苦茶優しいくせに!」
「まぁ、滅茶苦茶優しくはないと思うけどな」
「でも私と他の女の子との扱いを見たら全然違うと思わない?」
「まーな」
何よ何よ、私何かしたっけ?いや、そりゃ確かにやられるようなことしてるかもしれないけれど、でもその分ちゃんと仕事してるのに。
「だいたいさー、ランス様と私って、それほど年変わんないし!6つくらいしか変わんないのに、何よー!あんな威張ってさー、あームカツク!!」
「落ち着けって。つか、年齢だったらオレのほうが年上だと思わねーか?」
「そーだよねー、あんたランス様より1個上だもんねー。私はランス様より年下だしねー」
「オレよりも下だよなー。なのに生意気だよなー」
「うっさい!入団したのは同時でしょが!それにバトルの腕なら私のほうが上だもん!」
「そうかぁ?ランス様には負けるだろ」
「いーや、今の私はランス様より強いと思うよ!」
「ひゃひゃ・・・そんなこと言っていいのかよ?」
「事実だもん!」
今の私はランス様よりも強いと自信があるし。
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