表裏共生
□5話 DEAD OR ALIVE?
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PM8:36
瀬良の家
「え・・・翔輝、今何て言った・・・!?」
「昨日、薙添朝葵に任務遂行している所を目撃されました」
「ちょ・・・待って!!私、ちゃんと時空封印掛けたよ!」
「俺も、あっきぃを含めた周囲半径1キロは完全に動きが止まったと思ってた。でも・・・」
「こりゃやべーことになってきたな・・・」
「雷・・・どうしよう・・・」
「心配すんな。瀬良のせいじゃねぇよ。お前の時空封印は完璧だった。でもあっきぃは耐性を持っていた。これは変えようのない事実で、ここからどうするか、だ」
「玄達には・・・」
「玄にはまだ伝えない方が良いだろ。あいつは今戻ってきてはいても、拒絶反応が続いてる。
戦線に復帰するにはまだ掛かる。
今伝えたって今の玄は何も・・・」
「とりあえずは誰に伝えれば・・・」
「表地球の敷賀崎で動いてるメンバーに伝えよう」
「・・・てことは、凛音さん、桃瀬さん、羽希、朱葉瑠、優壱、水都・・・」
「敷賀崎周辺にも伝えるべき?」
「一応な。・・・となると、軽術部隊が隣の鳳城周辺にいるか・・・」
「鳳城西だよね。でも・・・どうやって伝えよう・・・?」
「確かあの部隊・・・桐癒か迅暁あたりが羽希と同じ高校に通ってたはずだ」
「でも・・・皇銘って女子棟から男子棟まで行くのも大変なんでしょ?」
「そっか・・・あの学校、男子と女子で建物が別なんだな・・・」
「いや・・・軽術部隊の鶫が、羽希と同じクラスだったはずです」
「そうか、それで何とか・・・」
「一応水都と凛音には今・・・」
「いや、今優壱が来てる。凛音だけで良いだろう」