☆POEM Ⅲ☆
□同じ気持ちで…
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ねぇ…
気づかなかったよ
あなたはなんて
優しい瞳で
私のことを
見ていてくれたんだろう
誰よりも
眩しい笑顔で
誰よりも
あたたかい眼差しで
包み込むように
受け止めるように…
残酷だよ
そんなあなたの姿に
今になって気づくなんて
今更
気づいてしまうなんて…
ずっと見つめてたのよ？
ずっと憧れてたの…
あなたはそれを
知っていたの？
クールを装って
気づかないふり
どうせなら
最後の最後まで
貫いてくれれば
よかったのに…
溢れる涙を
どうすればいいの？
想いを募らせても
もう決して
答えてはくれないのに…
不意に鳴り響く着信音
ねぇ
もしこの電話が
あなたからだったなら
私…
期待してもいいですか？
どんなに
遠く離れていても
同じ気持ちで
羽ばたけると
あの日歌った
あの歌のように…
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もしもし…樹里亜？
久しぶりだね
誕生日おめでとう
それから
あのさ、オレ…
君のこと、好きだよ？
→あとがき