妄想の小川

□ぽかぽか
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 ぽかぽかぽかぽか
 とっても天気が良いのでのりむね君はひなたぼっこ
 ふわふわふわふわ
 お空に真っ白な雲がひとつうかんでいます
 綿菓子みたいだな…
「いま、綿菓子みたいだって思っただろ」
「?????」
 振り向くとまさむね君もお空をながめています
 ナンデわかったんだ?
「オマエの考えてることくらいすぐにわかる」
 すぐにわかる?
「タンジュンだって言いたいのかよ」
 ホホをふくらますのりむね君に、まさむね君はクスリと笑って雲をながめます
「別に」
 ただ、そんな気がしただけだ
 キモチのよさそうなかおでお空を見るまさむね君に、のりむね君もクチビルをとがらせてお空をながめます
 ふわふわぽかぽか
 ねむたくなっちゃった
 こてん




「お?」
 あなみず君が歩いていると、キモチよさそうにおひるねをしている二人をみつけました
 いいな…
 ぴったりくっついてシアワセそうな二人に、あなみず君もぴったり
 おやすみ…



 おそい
 ゆうがたになって、ダレもかえってこないのであべちゃんはぷんぷん
 ドコにいるんだか
「あ…」
 キモチよさそうにねむる三人をみつけてあべちゃんはクスリ
 ナニしてるんだか
 ちいさなためいきをつきました
 ま、こんなひもあるか
「それにしても」
 なんだかちょっとジブンだけそんしたキブンのあべちゃんでした
 

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