プリキュア

□扉の鍵
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いつも独りだった。

誰からも理解されず、ただ孤独だった。

異端な俺は、常に居心地の悪さを感じずにはいられなくなり、いつも下を向いて歩いていた。


『シロップっ!』


顔を上げれば、あんなにも眩しい存在があることにさえ、俺は気づこうとしなかった。

俺のために努力してくれたことさえ、見ようとはしなかった…

扉を閉ざし、堅く鍵を掛けて、俺はあいつから離れた…




『扉の鍵』
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