黒星の図書室
□神の血縁
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日常の終わりは終わりは突然に
何の前触れも無く。
―…
…………
………………………
―悲しき再会―
「ぁあー…、」
「…仕事しろ。」
「はぃ…」
王様の執務室にて机と友達になって…、
否、むしろ机と同化しつつあるオレを苦笑いしながら見守る名付け親のコンラット。
渋谷有利原宿不利で魔王のオレは今日もグウェンダルに監視されつつ執務に励んでいた。
普通だ。
何の代わりばえしない慎魔国での日常の一コマ
「陛下」
そう…。
「陛下にお会いしたいと言う者が見えているのですが…」
「誰?」
控え目にドアから現れたのは、雑用全般を任されちゃてるダカスコスだった。
「それが、会えば分かると、」
「…はぁ?」
何の暗号だよ。
とその人物な興味が沸いたところで
「…そんな怪しい奴を陛下に会わせるわけにはいかないな。」
「全くだ。」
保護者と