月の図書室

□くろにゃんこv
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鏡を見ながら、我が輩は猫である〜
ってな事してても仕方が無いので、とりあえずベッドに戻ってなんでこんな事になったのか考えてみる…。


特に変わった事も変な食べ物も食べて無かったような……、ん?


…食べ物‥?


そう言えば昨日城の兵士にクッキーもらったな…





回想



「ふぃ〜、仕事も終わったし、何か腹減ったから厨房でも行くかな」


なんて廊下を歩いていたら


『陛下!』


突然大声でよびとめられた


『ゎ!何?どうかした?』


『ぃ、いぇ、すみません…突然‥』


「いや、いいよ。どうしたの?」


『アニ…クッキー…さっき頂いたんです。陛下へだそう、なので…』


そんでクッキーもらったんだよな


『まじ!?ちょうど腹減ってたんだよな、さんきゅv』


『…』


受け取ったら何かとてつもなく複雑な眼をしてたな、なんつうか、罪悪感と悲しみと哀れみの混ざった感じの


『…?、どうかした?;』


そんな目で見られるとちょっと焦るじゃん


『ぃ、いぇ、そ、それでは自分!見回りがありますので!それでは、どうか!おきおつけて!!』

『へ?…ぁ、‥いっちゃった…』


ソレだけ言うとすごい勢いで走りさっていった

声はなぜか涙声だった。




回想終わり。
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