虚像の刻・短編集

虚像の刻・竜久小学生編
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まぁ…さすがに夜中に祠見物ってのは怖いから(笑)
 
明日の稽古が終わった後にでも…って事にして、さっさと寝よう!
 
隆生はすでに何か異様な気配を祠のある方向から感じてたみたいだけど…俺は気にしない!気にしない!
 
気にしないさ!
 
……………………
 
後に引けなくなったかなぁ…
 
やっぱり祠なんてマズイよな… 
 
何かが奉られてるのか、それとも封印されているのか…
 
俺は布団の中で弱虫自分と戦っていた。
 
隆生は俺に背を向けて寝ていた。
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