『虚像の刻』現代編のストーリー
20××年、北海道の空知にある月形町に代々『精霊剣』を継ぐ紫御寺家があった。
今は長男で高校2年の竜久がそれを受け継いでいる。
紫御寺家のご先祖は明治期の月形町(当時は樺戸)にあった『樺戸監獄』の看守を勤めていた。
樺戸監獄から脱獄に成功した乗本の子孫が紫御寺家への復讐を企み、その意思は高校3年の乗本出(いづる)へと受け継いだ。
西美唄高校の紫御寺竜久と
峰延高校の乗本出との因縁の対決が始まろうとしていた。
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『虚像の刻』現代編について
高校2年生の終わりくらいに学校の先輩と共同で企画したシリーズ。
元はその先輩に『新選組が出てくる話考えてくれよん』と頼んだのが最初。
出来てきたストーリーには新選組の"し"の字も出て来ない現代編と未来編のみ。
でも幕末編はなかなかなストーリーでびっくり。
基本的物語を先輩が、肉付けは私がやりました。
…だから現代編は田頭君じゃなくて竜久が主人公になったのでした。ぷ。
月形町とはウチや先輩の実家からチャリで行けるほどの近い隣町。
実際にある町です。
樺戸監獄の初代典獄(刑務所長みたいな)が月形潔さんといって、時の首相・伊藤博文からの辞令で蝦夷地北海道にやってきました。
五社英雄監督の『北の蛍』を見て頂けると…(五社なのでエロオヤジになってますが…)
あ、大河ドラマ『獅子の時代』で主人公(元会津藩士)がしょっぱなから脱獄してた監獄、あれが樺戸監獄です。
確か網走監獄より古いハズです(確認しろ手抜きするな自分)。
…で、樺戸監獄といえば元新選組の永倉新八(当時は杉村義衛)が看守達に剣術指南に来ていた事が有名。
ほらつながった!(笑)
でも私の漫画には永倉さんは出る予定は無しです。今のところ。
予定は未定です。
話は『虚像の刻』の現代編にもどりますが、明治期の先祖がやらかしたアレコレで、現代の竜久や乗本君が疑問に思わない筈がありません。
見どころはそこだと思います。
はよ描け自分!