☆osa asa☆

□child hurt
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「好きなんです。」

「えっ」

その一言を返すのが精一杯だった。

今日は、運悪く下級生の一人が集中的に怒られ、稽古場が少し悪い雰囲気になってしまった。

そんな雰囲気を変えるべく、同期の何人かと下級生たちを誘い出し、飲みに行ったのだ。

思ったより盛り上がり帰るのが遅くなってしまい、何人かで分けて
下級生を送ることになった。

最後の一人を家の前まで、偶然にもその最後の一人は今日怒られた下級生で、食事中もやっぱり静かだったため、励まそうと軽く頭をなでた時だった。


急に抱きつかれてしまったのだ。驚いて、動けずにいると、告白されてしまったのだ。
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