☆osa asa☆

□1ヵ月
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でも寂しいなんて言える性格じゃないし、絶対にこの気持ちは言葉に出せることはない。

きっと、今度会う時も「会いたかった」なんて素振りも見せずに、麻子の前に立っている自分が目に浮かんでしまい一人カレンダーを見つめながら自嘲する。

いつから、こんなに自分のウソをつくのが上手くなったのだろう。



結局その日は、いろんな思いがグルグルと頭をめぐり、あまり眠ることが出来なかった。
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