☆osa asa☆

□1ヵ月
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次の日、寝不足の体を引きずりながら稽古場に向かう。

向かってる途中の廊下で、誰かに呼びとめられ、うしろを振り返った。

すると、そこには嬉しそうに走ってくる、みわっちの姿。

「おはよー。どうしたの?何か、すごく嬉しそう。」

まるで子犬のように走ってきたみわっちの笑顔に、思わずこっちまで笑ってしまう。

「オサさんも、明日行かれます?」

「ん?明日?」

息を必死に整えながら言う、みわっちの明日って言葉を頭の中で考える。
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