☆osa asa☆

□1ヵ月
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「え、明日は劇団主宰のパーティーがあるじゃないですか。」

まるで知ってて当然かのように、みわっちは話しながら、私の顔を驚いたように見つめる。

(…そう言えば、前にそんなこと言ってたな)

うっすらした記憶の中で、何となく、その存在を思い出した。


(----パティーかぁ。)


「…ん〜、悪いんだけど、私はパスかなぁ」

あまり知らない人との会話が苦手な私は、自分から率先してパーティーなんて華やかな場所には行かなかった。
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