☆osa asa☆
□1ヵ月
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「え〜、行きましょうよ!!!みんな楽しみにしてるんですよ。最近忙しくてオサさんと話せないって。」
私の言葉に、みわっちはすごい勢いで反発してくる。
その子どものような姿が、かわいらしく、困ってしまう。
そして、必死に訴えてくる目をみて諦めて、仕方ないというように溜息をつき、
「ん〜、確かに最近みんなと話せてないもんね。」
と、子供のように必死に訴えてくるみわっちの頭を撫でる。
「はい!!だから行きましょう。」
「ん〜、……分かった。じゃぁ、少しだけ」
私が、そう言うと、さっきまでの心配そうな顔を一気に満面の笑みに変えて、みわっちは「約束ですよ。」って言って、また走り出した。
何だかその背中が、キラキラしてるように見えて、少し元気がでた。