☆osa asa☆
□片思いって
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まさチャンとは下級生の頃からの仲で、一緒にいる時間が長いってコトもあって弱い部分も悩んでる部分も可哀想なほど見てきて、組の代表としてのプレッシャーや緊張が日々まさチャンの体をこれでもかというほど痛めつけて、孤独感と悲壮感が常にあのか細い背中に重くのしかかっていた。
しかしその反対に、春野さんは日々輝きを増し、普段は悩んで小さく見える背中も、舞台では大きく、その存在が私なんかでは、到底届かないくらいに感じさせるくらいにまで眩しく遠かった。