☆osa asa☆

□片思いって
3ページ/64ページ



憧れの気持ちは、もちろんあったし舞台人としても上級生としても、多くのことで尊敬していた。



昔、まさチャンが「トップの苦しみは、なった人にしか分からない」って言ってたけれど、自分が実際にその立場になってみて本当にそう思う。



ずっと憧れていて、そこに行くために、どんな辛い練習でも踏ん張ってきたはずなのに、実際にこの場所から見える風景は思い描いていたようにキラキラとしたものばかりではなく、今まで以上に自分の小ささや弱さをイヤというほど見せつけられ、それと同時にどれだけ自分が周りに支えられているのかを強く感じさせた。


だから、そのみんなのサポートやファンの人の応援が、より身にしみて、暖かくて、さらに自分の未熟さが歯がゆくて許せなかった
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ