七色の雫
□第十八章
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「テンガン山を進む途中で先輩がくれた技マシンのお陰だね!」
リンはコウキを見て笑顔で言う。
「僕のビーダルは覚えてなかったけど…なんとか耐えられた。それは強さのお陰だな。はっきり言ってあんたのゴルバット…技は強いの覚えてるけど、対して能力は高くないだろ?」
ジュピターは図星なのか、悔しそうに唇を噛んだ。
「…餓鬼がぐだぐだ煩いのよ!黙りなさい!ドンカラス、悪の波動!」
「…ビーダル、馬鹿力!」
「リーフ、のしかかり!」
リン達は的確に指示し、リーフの攻撃はゴルバットを倒した。
ビーダルも本来の力を出し、凄い力でドンカラスを攻撃した。
「な、なんで!?」
先程の自信はどこへ行ったのか、あっさりとジュピターは負けてしまった。