七色の雫
□第二十三章
2ページ/7ページ
201番道路を歩き、マサゴタウンへ向かう。
「懐かしいな〜ここでよくポケモンと特訓してたわ。」
思い出し笑いを浮かべ、草むらを歩く。
「そうか?俺は走って行った思い出しかないぜ!」
「…。」
マサゴタウンポケモン研究所。
「こんにちは〜!コウキいます?」
ワカバは博士のいる研究所を訪ねた。
「おお、ワカバか!コウキは奥におる。」
博士は何か研究をしていたらしく、本を立ち読みしていた。
「コウキー!」
ルキアが奥に行き呼びに行った。
コウキは奥で博士と同じく立ち読みをしていた。
声がすると本を閉じ奥からやってきて笑顔で出迎える。
「あ、ルキアとワカバ!もうこんな時間だっけ?」
「一時間早いけどね。ま、早めに行って損はないんじゃない?」
ワカバが苦笑いしコウキを見て言った。
十分後。
「じゃあ、ちょっと行ってきますね!」
「うむ。これからあまり会えなくなるのだからゆっくりしてくると良い。」
コウキは博士に声をかけ、ワカバ達と共に研究所を後にした。