七色の雫


□第八章
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リン達はソノオタウンを飛び出した。
少年が行くとしたらハクタイシティのあのビルかもしれない。

『リン!とまって!』

「何!?」

しかし、205番道路を走っている途中、リーフが呼び止めた。

『この道路はハクタイの森に繋がっているわ!かなりの距離よ!』

「でも!走っていかないとハクタイシティも危ないんじゃ…!?」

『ッ…どうすれば…!』

リン達は焦っていた。遠いハクタイシティに一刻も早く行きたい。だがこのまま走って行ってもすぐに着くとは限らない…。








と。

「リンちゃん♪」

「わっワカバさん!?」

黒髪の綺麗な女性。
ワカバがタイミングの良い時に現れた。

「ソノオタウンの件で近くに来たの。リンちゃんはハクタイシティに行く途中?」

「は、はい!急いでいてっ…!」

「なら、私が乗せて行ってあげるわ。私もハクタイに用があるし!」

「え、いいんですか!?」



という事でリン達はワカバのピジョットですぐにハクタイシティへ行くことができた。

『運がよかったわね…。』

「うん!」
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