七色の雫
□第十三章
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208番道路。
「やーっと抜けられたー!やっぱり外は最高ーっ!」
リンは大きな伸びをし、辺りを見回した。
『少し休む?』
「んー、後少しだから頑張ろ!」
リンは切り立つ山道を歩き出した。
「さ…バトルは疲れるかも…。」
『だから言ったのよ…。』
リン達は意外にトレーナーが結構いて、連戦を繰り返していた。
「…あ、民家がある!休ませてもらえるかも!」
リンは山道を降りた先にある民家を指差した。
『…じゃ、行ってみましょうか…。』
リーフも疲れているらしく、元気がない返事をして歩いていった。