七色の雫
□第六章
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「…リーフ、ダブルバトルって何?」
『…とにかく二匹出しあって戦うバトルのことっ!ほら、ライトも出しなさい!』
「え、あ、うんっ!ゆけっ、ライト!」
リンは急いでライトを出した。
「わかったですかぁ?」
「いきますよぉ!」
「か、かかってこいっ!」
『…。』
『え、ダブルバトルですか!?』
とりあえずごたごたのダブルバトルがスタートした。
「リーフ!葉っぱカッター!ライト、ブイゼルに体当たりッ!」
『了解!』
『は、はいッ!』
1ターン目はリーフの攻撃がパチリスとブイゼルに命中。
ライトの攻撃は外れてしまった。
「こちらもいくです!」
「パチリス、我慢!」
「ブイゼル、ソニックブーム!」
パチリスは我慢し始めた。ブイゼルはライトにソニックブームを放ち、それがライトに命中。
『く…!』
『ライト、大丈夫?』
『へ、平気…です!』
「リーフ!ブイゼルに毒の粉を!ライト、パチリスに体当たり!」
ライトは少し弱ってはきていたがまだ大丈夫だと言ってパチリスに向かって行った。
リーフは順調なようで、ブイゼルに毒の粉を浴びせた。
「…むー、ブイゼル、リーフに水鉄砲!」
「パチリスはずっと我慢ですぅ!」
リーフに水鉄砲が当たったが、あまり効果はないようだった。双子の片方は毒をくらったブイゼルを見て顔をしかめたが、もう片方は余裕のようだ。