七色の雫
□第六章
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『リン。パチリスには攻撃しない方がいいかも。』
「なんで?」
リーフは我慢しているパチリスを見てそう言った。
『パチリスは我慢しているのよ?』
「…ふーん?じゃあリーフ、ブイゼルに体当たり!ライト、睨みつける!」
『ふーんって…わかってないでしょ…。まったく!』
リーフは文句を言いながらもブイゼルに体当たりをした。
ブイゼルは毒もあり、あっさり倒れた。
「ああっ!ブイゼルがぁ!」
「リリ、ここはあたしが倒すわ!パチリス、我慢を解いて!」
―しかし、パチリスの我慢が解かれ、ライトに当たった!
『!…すいませんリンさん…!』
ライトはバタリと倒れた。
「ライト!」
「これで1対1になったですぅ!」