七色の雫
□第十八章
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残ったのは
石さえ吹き飛ばされたテンガン山の洞窟と
リン達だった――――!
「なっ…!?」
「ふー…危機一髪!」
『覚えていてよかったわね。』
『ぼ…僕もなんとか耐えたっスよ〜…!』
「ビーダル、凄いぞ!…リン、やったな!」
ジュピターは何がなんだかわからなかった。
「な…なんで…ッ!?」
リンはそれを見て得意気に言った。
「『守る』を使って技を防いだ。ただそれだけよ?」
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